おこるかも知れないエラーについての説明

エクセル2007について

マクロを有効にするためには。(19.5.4)
プレビュー印刷ができない(元帳や出納簿など)。(19.5.4)

経理関係

その3、スタンプ会経理で元帳が印刷できない。
その4、データの移動をしたら変になってしまった(勘定科目の変更など、その他色々)。
その5、スタンプ会経理から集計ファイルが呼び出せない。連動しない。(2000.7.5追加修正あり)
その6、集計ファイルで集計した時に該当データがないといわれる。
その12、簡易経理、超簡易経理においての科目数の増加について。
その13、スタンプ会経理で月次の元帳の残高が期首になってしまうことについて。
その16、簡易経理で月次繰越をしたあとでの修正について

給与関係計算について

その1、年末調整でのデータ転記ボタンでエラーがおこる。
その2、給与計算の年月日で表示がおかしくなって作業ができない。
その10、給与計算ファイル。一部修正。v4.0->V4.1について。
その11、給与計算ファイル。人事交流による異動に伴う職員氏名の変更について。
その15、給与計算の全員表示に関する印刷設定について

減価償却関係

その7、減価償却ファイルの印刷項目の表題変更について。
その8、減価償却ファイルの印刷項目の表題が変ることについて。
その9、減価償却ファイル。一括償却資産について。
その14、減価償却ファイルv1.8とv1.7との違いについて

マクロを有効にするためには。(19.5.4) TOPへ戻る  


オフィスボタン - エクセルのオプション - セキュリティセンター - 
セキュリティセンターの設定 -  マクロの設定 

マクロの設定画面がでます。
信頼できる場所にないドキュメントにマクロが含まれている場合 
4種類の指定方法がありますが、
警告を表示してすべてのマクロを無効にする を チェックして OK  OK にします。
一度 エクセルを終了します。

マクロのあるファイルを開くと、
セキュリティの警告 一部のアクテイブコンテンツが無効にされました
オプションをクリックして、このコンテンツを有効にするをチェックしてOK。

これでマクロが有効になります。


プレビュー印刷ができない(元帳や出納簿など)。(19.5.4) TOPへ戻る  


作業の前には画面の動きを制限する
Application.ScreenUpdating = False の命令を置いてあります。

印刷は、ボタン表の印刷指定欄にある数字を「確認」という変数に取り込んで、
IF関数で場合分けをして印刷しています。 

If 確認 = 2 Then
ActiveSheet.PrintPreview
End If

If 確認 = 1 Then
ActiveWindow.SelectedSheets.PrintOut Copies:=1
End If

Application.ScreenUpdating = False の命令が強すぎて
印刷プレビュー の時に、全てのボタンが無効になるようです。


対処方法
ActiveSheet.PrintPreview の前後に命令を付け加える。

If 確認 = 2 Then
Application.ScreenUpdating = True
ActiveSheet.PrintPreview 'ためすときはプレビューで
Application.ScreenUpdating = False
End If

If 確認 = 1 Then
ActiveWindow.SelectedSheets.PrintOut Copies:=1 'ほんとのときは印刷を
End If


全体で3箇所あります。

簡易元帳V26をアップします。

他の経理ファイルも同様です、順次アップしたいと思いますが、
ご自分で修正できる方は修正してみてください。

一番簡単な方法は最初に出てくる
Application.ScreenUpdating = False を無効にすることです。

’Application.ScreenUpdating = False 
注釈にする方法です。

すべて見えることはわずらわしことでもあります。(*^_^*)


その1、年末調整でのデータ転記ボタンでエラーがおこる。 TOPへ戻る  


エクセルはいくつかのファイルを同時に開くと、その開いた順番に
ファイルに番号をつけて管理しています。

給与計算ファイルを新計算ファイルに乗せかえる場合のデータ転記や
給与計算ファイルから年末調整ファイルへのデータ転記マクロでは、ファイル名を
使わずに、このファイル番号を利用してマクロを作成しています。

個人的なマクロブック「Personal.xls 」を使用している場合や
マクロウイルスの Laroux の感染防止のために
「Personal.xls 」を使用している場合は、上記のデータ転記作業で
エラーがおこります。

エクセルでは XLStart フォルダにあるファイルをエクセル起動時に開きます。
すでに「Personal.xls」があるマシンでは、このファイルが1番目のファイルになり、
給与計算が2番目のファイル、年末調整が三番目のファイルになります。

「Personal.xls」というのは個人用マクロブックというものです。
保存先はOfficeがインストールされているフォルダのところです。
\Microsoft Office\Office\XLStart\Personal.xls

マクロ記録で、記録先を「個人用マクロブック」に指定したとき、
始めて作成されてマクロが記録されます。
汎用的なマクロを「Personal.xls」に保存しておけば、いつでもそのマクロを
利用 できるというメリットがあります。
「 Personal.xls」は、非表示ブックとして作成されます。
「 Personal.xls」を表示し直接編集するには
ウィンドウ - 再表示。ウィンドウの再表示 で「Personal.xls」を選択します。
「 Personal.xls」も普通のブックですから、このまま「非表示にせず」に、上書き
保存すれば、次回からは表示されることになります。

データ転記マクロは次のようになっています。

 ----最初 省略---------------

Workbooks(1).Activate '1番目に開いたファイルをアクティブにする
Sheets("年度給与台帳").Activate
Range("A2:AH500").Select
Selection.Copy

Workbooks(2).Activate '2番目に開いたファイルをアクティブにする
Sheets("年度給与台帳").Activate
Range("A2").Select '形式を選択して貼り付け  値のみ
Selection.PasteSpecial Paste:=xlValues, Operation:=xlNone, _
SkipBlanks:=False, Transpose:=False
Range("A1").Select 'カーソルを定位置に

-------以下省略-------

マクロの最初の部分は、1番目に開いたファイルをアクティブにして、
さらにそのブックのなかの”年度給与台帳”シートをアクティブにするものですが、
「Personal.xls」があれば、これが1番目になっているので、ここに存在しない
”年度給与台帳”シートをアクティブにしようとしてエラーが起きてしまうのです。

対処方法

 すべてのファイルを閉じてから、一時的に 「Personal.xls」 を XLStartフォルダから
別のフォルダに退避させ、給与計算ファイルを立ち上げ、作業を続行してください。

なお、スタンプ会経理の集計ファイルでもこのファイル番号を利用した転記作業を行っていますので、
同じ作業が必要になります。

これらを利用している場合は「Personal.xls」を削除してしまったほうが良いと思います。
どうしてもいやという場合はマクロを書き換えるという方法もあります。
Workbooks(1).Activate の部分を Workbooks(2).Activate に
Workbooks(2).Activate の部分を Workbooks(3).Activate に変更すれば、「Personal.xls」が
動いていてもさしつかえないことになります。

「Personal.xls」。特別にこれを自分で作成したことがないというような場合は 
マクロウィルスが作成した可能性もありますので、ご注意ください。


その2、給与計算の年月日で表示がおかしくなって作業ができない。 TOPへ戻る  


年月日はそれぞれ分けてセルD3、E3、F3に入力するようにしています。

セルD3に11年1月20日のつもりで、11/1/20というような形で一度入力してしまうと、このセルの表示形式が
標準から日付に変わってしまい、次に11と入力すると明治33年1月11日になってしまいます。
これを修正するにはシートの保護を解除してセルの表示形式を標準に戻してやる必要があります。


対処方法
ツール - 保護 - シート保護の解除 。その後   書式 - セル 。  セルの書式設定で表示形式を標準にします。
そして  ツール - 保護 - シート保護。

保護を解除しても他のところはいじらないようにしてください。不具合が起きてもこちらでは理由がわからなくなります。


その3、スタンプ会経理で元帳が印刷できない。 TOPへ戻る 


出納簿はちゃんと入力したつもりなのに、元帳が印刷できないのは、日付が入力されていないことが原因のことが多いです。
出納簿上では同じ月だからということで、年月を省略して日だけを入力する。見た目では何も問題がないように見えます。
でも元帳を作成するときは、記入されていない年月のデータは検索にかからないので、ないことになってしまいます。
必ず入力してください。
対処方法
年月日コードは省略不可能です。
これは 簡易経理や、超簡易経理でも同様です。


その4、データの移動をしたら変になってしまった。(勘定科目の変更など、その他色々)  TOPへ戻る 


マウスでは入力されたデータのは移動やコピーなどが簡単に行えます。しかし、入力されたデータが式などで別の表に利用されている時には、元のデータを移動してしまうと先の式の値が狂ってしまいます。データの移動(ドラッグ&ドロップ)は厳禁です。
対処方法
あきらめてください。そのファイルは捨てて新しいファイルにデータを入力してください。
途中までのデータを利用することはできます。
(給与計算でもスタンプ会でもデータ転記ボタンはありますので、最初からやりなおすことはないと思います)。


その5、スタンプ会経理から集計ファイルが呼び出せない。連動しない。TOPへ戻る  


スタンプ会経理から集計ファイルが呼び出せないのは、ファイル名とそれを保存してある場所のパス名が正しく
記入されていないからです。

アップしているファイルは自己解凍式のものは、C:¥My Documents\スタンプ に解凍するようにしています。
またファイル名は スタンプ経理v23.xls スタンプ集計v21.xls としています。
「設定表」 に書いてあるファイル名は v23 v21 を省いてあります。従ってこのままではうまく連動しないのです。
経理ファイルの元帳様式変更に伴うバージョンアップの際に、従来から利用している集計ファイルを誤って消して
しまうことのないようにv21をつけてあります。ご注意ください。
対処方法
パス名、ファイル名を間違えないこと。これだけです。
「設定表」のテキストボックスのパス名、セルB48、セルB49 のファイル名の確認。

ファイル名の確認。全角か半角かの違いに注意してください。
ファイル名は簡潔で分かりやすい名前をつけましょう。あまり長い名前は間違いのもとです。
それからそのファイルがある場所の確認。ドライブ名。フォルダ名。
フォルダの名前もファイル名と同じような注意が必要です。
エクスプローラでしっかりと確認してください。

以下のマクロがその部分です

スタンプ会経理V25以降での不具合について(2000.7.5)

上記のパス名の書き方がわからないで、呼び出せないという質問が結構ありました。
それで、マクロを変更して、パス名を入力せずとも、集計プログラムを呼び出せるようにしました。
しかし、この時に、経理ファイルを保存するかどうか聞いてくるのですが、保存するを選ぶと、保存作業
だけで作業が終り、集計プログラムを呼び出しません。保存しないにすると集計ファイルを呼びに行きます。

この不具合を直したのが スタンプ会経理V26 です。ごめんなさい。

バージョンアップについては説明をお読みください。難しいことはありません。
最新版をお使いになるようにお願いいたします。

スタンプ会経理V27以降での変更について(2000.11.1)

マクロを変更して、パス名を入力せずとも、集計プログラムを呼び出せるようにしました。

最近はLAN環境にあるところも多くなりました、V26まではLANで結ばれている
場合で、外から利用している時に、連携作業がうまく行きませんでした。
それで、さらにマクロを変更しました。

同一のフォルダに入れておく事。
集計用のファイルの名称を「設定表」の中のセルB49 に書いておく事。
(拡張子の .xls まで書く必要があります。)

以上の2点に注意してください。



その6、集計ファイルで集計した時に該当データがないといわれる。TOPへ戻る  


「該当する月のデータがありません」。というメッセージがでる理由は次のようなことが考えられます。

対処方法
  年月日が入力されているかどうか。確認する。繰越をしたデータは{元帳データ修正}ボタンから
  確認します。このシート「元帳データ」は一切の保護や式もありません。ここの変更には注意を要します。
  年月日の入力にとどめておいたほうが無難です。
  
  出納簿を印刷しないで、繰越をした場合は手作業になりますが、ここからデータを戻す方法もあります。
  この作業をするときはファイル名を変えて保存し、作業終了後はこのファイルは捨てたほうが良いでしょう。


その7、減価償却ファイルの印刷項目の表題変更について。TOPへ戻る  


表題の文字や罫線が間違っている

対処方法


以下ファイルの修正方法


メニューバーから{書式}{ シート}{再表示}
再表示ダイアログボックスがでます。
その中に「印刷表」があります、これをクリックして{OK}をおすと
その表が表面に現れます。
「印刷表」のセル C6に[総合計]と入力されていますが、これは間違いで
正しくは[名称等(含繰延)]です。訂正します。
その後、セル C5 から T5 までを選択し、{書式} {セル}でセルの書式設定ダイアログボックスがでます。
その中の「罫線」を選び、下線部分を消去します。

表題が美しくないと言う指摘が結構多いです。 皆様にご協力をお願いいたします。
印刷の5行目と6行目がそれですが、自由に書きかえることができます。綺麗な表題に修正できた方は提供をお願いします。(^_^;)

その8、減価償却ファイルの印刷項目の表題の変わることについて。TOPへ戻る  



前項でV1.6として登録したファイルの印刷項目が変になっていた場合の修正方法をのせましたが、
なぜこんなことになったのか原因がわかりました。
表の印刷はデータシートのJ2にデータ件数を表示するようにしていますが、この件数は =COUNT(F:F) で
F列(取得価額)の数値データをカウントしています。
ここが 0 である場合は作業をしないようなマクロを組んであります。

また罫線を引き、{総合計}を記入する時にはP列でデータ件数をチェックしています。
色々ためしている時に、F列に数値があり、計算をさせないで(P列にデータがない)、印刷ボタンをで
作業を開始させた結果が、その原因でした。






簡単な修正方法をもうひとつ。
メニューバーから{書式}{ シート}{再表示}
再表示ダイアログボックスがでます。
その中に「印刷表」があります、これをクリックして{OK}をおすと
その表が表面に現れます。
通常の入力表の正しく表示されている5行目と6行目を選択し、右クリックしてでるメニューで
こピーをしてから、「印刷表」を選択し、セルA5をクリックして、エンターキーをバンとたたきます。
これで元に戻ります。


その9、減価償却ファイル。一括償却資産について。TOPへ戻る 


データ入力表は書き換え自由です。保護はしていません。計算をしたあとで書きかえればその数値に変わります。
但し、自動的に計算もしません。「計算」ボタンを押さない限り、終りはないのです。
手計算した数値を入力してください。3年間は年度更新したあとも要注意ですよ。覚えておいてね。
数値を書き換えたあと「計算」ボタンを押すと書き換えた数値はなくなり、自動計算した数値になります。


その10、給与計算ファイル。一部修正。V4.0->V4.1について。TOPへ戻る 


「賞与処理」表のセルE27の式が消えていました。
「定数表」のセルF5、F6、F7の保護をはずすのを忘れていました。

対処方法
1.新バージョンをダウンロードしてデータを載せかえる。(これがお勧め)。
2.保護を解除して修正する。(間違って修正してはあとが大変ですから、注意して。)


その11、給与計算ファイル。人事交流による異動に伴う職員氏名の変更について。TOPへ戻る 


人事交流に伴い、職員番号の変更をして、ついでにデータも消してしまったところ、
4月の繰越データが3月の分の一部のデータを消していた。

理由
繰越をする時には現在のデータが何行あるかカウントして、
その後にデータを追加するということをしています。
課税分の小計欄(N列)で、カウントしています。式はセルAM4にあります。(V3.*)。
N列が空白になるとA列のデータ数とN列のデータ数が違ってしまいます。
N列を基準にしてデータを追加するので、消してはいけない行に転記してしまうことになります。
対処方法
どうしようもありません。消えたデータは元に戻りません。(^_^;)
1.空白にしたN列に0を入力します。
2.4月分と途中まで消えている3月分のデータを削除します。左端の行番号を選択し、右クリックの
 メニューで削除。
3.3月を氏名を元にして作りなおし、繰越します。
4.4月分を作りなおして繰越します。


その12、簡易経理、超簡易経理においての科目数の増加について。TOPへ戻る 


“科目数の変更は出来ない”と記載されておりましたが、増設は不可能ですか?
------------------------------------------------------
簡易経理、超簡易経理の科目の追加は可能です。
-------------------------------------------------------

表で言いますと、「参照表」が最初。
そしてそれに合わせ「残高試算表」「決算書」「期首残高」の修正が必要です。
そして、これに関連するマクロの部分です。

マクロを理解するためには、一度全てを印刷してみたほうが良いと思います。
そしてステップ実行で確認しながら作業をチェックしてみてください。

モジュールシートが6枚あります。

支出科目を増加させることにした場合、

「参照表」、「残高試算表」、「決算書」のシートの保護を解除して
行を挿入し、計算式をコピーすれば概ねOKではないでしょうか。
行の挿入位置は少し注意が必要です。

行列番号が見えないシートは {ツール}{オプション}の「表示」で、
行列番号にチェックをいれて OK をしてください。

「参照表」は行番号38を右クリック後、挿入を必要回数繰り返します。
「残高試算表」は行番号42を右クリック後、挿入を必要回数繰り返します。
「決算書」は行番号38を右クリック後、挿入を必要回数繰り返します。

計算式をコピーします。式の中身を一応確認してみてください。
合計欄とか、剰余金欄の式も問題ないか、確認します。

マクロの記述にはセル指定での部分は少なく、範囲名を使っているので、
修正はほとんど必要ありません。
名前ボックスでそれぞれ確認してみてください。


マクロについては1個所でいいです。

モジュールの印刷マクロの Sub 印刷元帳連続() の
For 勘定科目 = 2 To 38 '資産6負債4収入13支出15
  38の数値の部分を、増やした科目数だけ増加させます。

資産負債収入の科目件数変更はもっと作業が増えますね。
上に上げた表の変更ももっと複雑になります。

マクロ部分も

印刷マクロの中の

Sub 式入力(表名、科目)  の部分で

   If (科目 >=7 And 科目 <=23) Then

の部分。

転記マクロの中の

Sub 期首転記() の部分ではセル指定が多いのでそれに対応する部分。

以上です。


データ初期化や転記作業など、範囲名を利用しているので、マクロの変更は
必要ないですが、行挿入の位置など、充分な注意が必要です。

*****支出科目の増加だけが無難でしょう。******

---------------------------------------------------------------------
勘定科目の大見出・小見出
---------------------------------------------------------------------
新規のワークシートを一枚挿入して、自分が作りたいと思う表を作成し、
データは「残高試算表」から引いてくれば良いと思います。
いろいろな作り方があると思います。

いずれもデータの入力は小分類の科目で入力する。
「参照表」は大分類、中分類の科目は作らない。
「残高試算表」は上の形式で、「決算書」は下の形式か。
どんな形でもいいですね。自分の好きな形を作ってください。

こんなところで、頑張ってみてください。


その13、スタンプ会経理で月次の元帳の残高が期首になってしまうことについて。TOPへ戻る 


10月からスタートの会でした。10月分の現金出納帳、元帳。試算表。決算書。
問題無く印刷されておりました。
11月分を入力し、現金出納簿が問題がありませんでしたので、元帳を印刷し、月次繰越をしました。
その後、元帳をみたところ、前月残高が期首の数値になっており、もちろん残高試算表もまったく
実際のものとは一致しなくなってしまいました。

理由
この現象は、10月分の月次繰越作業をしたあと、「期首データ入力」で再度「データ転記」を
行ったものと想像されます。
「期首データ入力」での「データ転記」をした場合は、残高試算表の前月残高にその数値をセットします。
開始月を過ぎたあとでは、常にこの間違いは起こる可能性はありますね。^_^;

注意していただくしか、ありませんね。
この作業は1度だけというメッセージを付け加えるようにしたいと思います。

対処方法
残高試算表の前月残高は手入力できるようにしてあります。

前月残高 前月残高 当月発生 当月発生 当月残高 当月残高

1.正しい残高試算表に基づき、その当月残高を画面の前月残高に手入力します。
2.「現金出納簿入力」で間違っている残高試算表の当月発生の金額を参考にし、
 コード番号と金額だけを入力します。
3.残高試算表が正しいかどうか、現金預金残高などで確認をします。
4.正しければ、残高試算表や決算書を印刷します。
5.現金出納簿に入力したデータを消去します。
6.残高試算表の前月残高に4で印刷した当月残高の数値を手入力します。
7.既に印刷されている間違っている元帳の残高の数値を手書修正します。
  (この部分まで正しいものにしたいと思う場合は、2の作業でデータを
   すべて入力する必要があります。)*注1

  *注1 繰越をしたデータは「元帳データ」のシートにあります。
      このシートを表示させ、「現金出納簿」のシートにコピー&ペーストで
      復活させる方法もあります。十分注意して実行してください。
      金額欄の数値は右左反転していますから、気をつけてください。


その14、減価償却ファイルv1.8とv1.7との違いについてTOPへ戻る 


現象
小計の位置がおかしい、印刷された表がおかしくなっている。

理由
名称欄に空白がある。

対処方法
印刷表の設定を元に戻す。

その方法と原因
設問その7やその8でも、表題変更のトラブルについて説明していますが、v1.8では
少し違います。名称欄に「小計」という文字が入るようにしました。
そのため前回とは違う状況になっています。

V1.7->V1.8
「小計」という文字が入るようにした。
この仕掛けのため、印刷表に手を加えました。セルG1、そしてセルC5です。
「印刷表」の表題の修正。少しは格好がよくなったでしょう。(^_^)
V1.7で名称の欄の表示形式を「縮小して全体を表示」に変更したのですが
印刷表に反映されていないことに気づきましたので、修正しました。
でも、やはり名称は短い名前をつけるほうが良いと思います。
シートデータ転記2マクロを追加しました。(同じ形式のものからの転記です。)

印刷の小計合計は資産の種類をキーにしています。「小計」の文字も入ります。
「総合計」という文字が最下段に入ります。
資産の種類の数値が入力されていなければいけません。
上と同じものだからといって資産の種類の番号や名称欄の入力を省略などすると
印刷がうまく行きません。小計が不要ならば資産の種類の欄に入力しないでください。
「小計」の文字の位置がおかしくなったら「印刷表」がこわれていますので、
修正が必要です。

「印刷表」の再表示は、{書式}{シート}{再表示}の順で指定します。

「印刷表」の セル G1 に式が入力されています。その数値が 6 が標準です。
フォントの色を白にしているので、変更して確かめてください。
C列ではセルC1、C3、C4には何も無い状態、C2、C5、C6にはデータがあります。


その15、給与計算の全員表示に関する印刷設定について。TOPへ戻る 


給与計算V5.では、6名までしか表示していません。
折り込んJ列K列を再表示するためにはどうしたらいいでしょうか。
-----------------------------------------------------------------------
エクセルのヘルプから
-----------------------------------------------------------------------
非表示の行や列を表示する

非表示の行を表示するには、非表示の行の上と下の行のセルを選択します。
非表示の列を表示するには、非表示の列の左と右の列のセルを選択します。
[書式] メニューの [行] または [列] をポイントし、[再表示] をクリックしま
す。

ヒント

シートの先頭行または先頭列が非表示の場合は、まず [編集] メニューの
[ジャンプ] をクリックし、[参照先] ボックスに「A1」 (A1 形式の場合)、
または「R1C1」 (R1C1 形式の場合) と入力して [OK] をクリックします。
次に、[書式] メニューの [行] または [列] をポイントし、[再表示] をクリックします。
-----------------------------------------------------------------------
以上を基本として。
-----------------------------------------------------------------------
シートには保護をしてありますので、まず保護を解除します。
メニューバーから [ツール] [保護] [シート保護の解除] をポイント。

列Iと列Lの2列を選択します。2列が黒くなります。その黒くなった列の上で
右クリックするとメニューが出ます。その中に、[再表示] が有ります。
左クリックで列が表示されます。

印刷プレビューをします。
A4一枚には納まらず2枚になっていると思います。
メニューの [設定] をポイント。
ページ設定ダイアログが出ます。その中の「ページ」の真中へんの
{拡大縮小印刷} 95%の部分を80%にすれば一枚に納まるはずです。

41行から51行は金種表の部分です。
不必要ならば 非表示にしてください。削除などはしてはいけません。

作業が済んだらシート保護をしておいてください。
保護解除後の作業には充分注意してください。
気づかないうちに、変更などして不具合が起こる可能性があります。

計算シートは4枚ありますので、4枚とも変更が必要になります。


超勤計算書も非表示部分があります。29行から36行目。
この部分を表示させると、一枚に納まるようにするためには、
余白の調整は勿論のこと、行の高さも変える必要があります。
39行から42行を非表示にすることも一つの方法です。

作業をして変な具合になったと思ったときは、そのファイルは
捨てて、新規にやりなおしてください。


給与計算の説明書の中に印刷に関する注意事項があります。
合わせてお読みください


その16、簡易経理で月次繰越をしたあとでの修正について。TOPへ戻る 



○月次繰越をした後、入力漏れが見つかり、現金出納簿を修正しないといけない時

対処方法

出納簿の印刷が必要でなければ、シート「合計表」で、行の挿入をして
そこにデータを書き込みます。(GとHは出納簿と反対です)
元帳印刷では残高再計算しますので、問題ありません。
その月の印刷された、出納簿、残高試算表は手書修正をします。
パソコンの残高試算表の前月残高欄を修正します。

出納簿、試算表の印刷が必要であれば次の作業になります。

○月次繰越をした後、再度先月の現金出納簿を印刷したい時

対処方法

1、簡易経理のファイルを開きます。

2、「ファイル」「名前を付けて保存」。別名で保存します。
  修正のために手作業を行いますが、途中で上書き保存などして、
  現実に使用中のファイルが消えてしまわないようにするための、
  用心です。

3、ボタン表から{残高試算表確認}。
  前月残高の借方、貸方に修正月の期首残高を入力します。
  {ボタン表へ戻る}

3、ボタン表の「元帳データ修正」。{合計表}シートが現れます。
  このシートのJ列からP列までに 一般的な元帳修正への注意書きが
  あります。

4、このシートには現金出納簿にあったデータを転記しています。
  通常の簿記の処理と同様に、出納簿の収入金額が貸方に、
  支出金額が借方に転記されています。
 
5、従って、出納簿にこのデータを戻してやればよいことになります。
  戻してやるデータは、出納簿上での黄色の部分のみです。
  ABCD列、F列、元の列と同じですが、G列はH列に、H列はG列に
  戻します。

6、1ページのデータが50行ですから、50行以内であれば、
  「コピー」して「形式を選択して貼り付け」-「値」を4回繰り返せば、
  現金出納簿ができあがります。(期首現金残高も入力します)。
  50行以上ある場合は、同様に50行単位でページを作ります。

7、修正月分のデータが201行目から283行目まであるものとします。
  範囲選択、A201からD250まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルA3をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。
  
  {合計表}シートのタブをクリックして選択。
   範囲選択、F201からF250まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルF3をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。
  
  {合計表}シートのタブをクリックして選択。
   範囲選択、G201からG250まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルH3をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。

  {合計表}シートのタブをクリックして選択。
   範囲選択、H201からH250まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルG3をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。

   
  以上で1ページ分終了。  

8、次ぎのぺージ分の例になります。
  {合計表}シートのタブをクリックして選択。
   範囲選択、A251からD283まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルA59をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。
  
  {合計表}シートのタブをクリックして選択。
   範囲選択、F251からF283まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルF59をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。
  
  {合計表}シートのタブをクリックして選択。
   範囲選択、G251からG283まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルH59をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。

  {合計表}シートのタブをクリックして選択。
   範囲選択、H251からH283まで。「編集」「コピー」。
  {現金出納簿}シートのタブをクリックして選択、
   セルG59をクリック、「編集」「形式を選択して貼り付け」-「値」。
 
   
  以上で2ページ分終了。  


9、{現金出納簿}シート。
   セルI2 に期首現金残高を入力します。

   これで、現金出納簿が完成したことになります。
   念の為、すでに印刷されている残高試算表と
   (もしくは修正後の残高試算表)
   このファイルの{残高試算表}を照合してください。
   一致していなければ、作業をどこかで間違えたことに
   なります。保存せず終了して、別名保存のファイルを
   呼び出して、もう一度最初からやりなおしてください。

   印刷をします。

10、残高試算表や損益計算書を印刷します。

11、作業が終了しました。エクセルを終了します。
   保存せず終了。

12、作業前に別名保存したファイルを削除しておきます。

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以上のとおりです。GOOD LUCK!

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